Excelの基礎

ExcelとはMicrosoft社の表計算ソフトです。Microsoft Office の一部として提供されています。ビジネスソフトとして一番使われているソフトだと思われます。

表計算の機能だけでなく他にも以下のような様々なことが出来るので「統合型表計算ソフト」とも言う。

画面構成

上のメニューやリボンにはWordと同じで様々なコマンドがボタンとして配置されています。その他Excel特有の重要な部分の名称を以下の図で説明します。

kiso-input1

行と列,どっちか迷ったら

ファイルについて

Excelのファイルのことをブック(book)とも言います。

ブックは複数のシート(sheet)から構成されています。シートのことをワークシートとも言います。

以下のリストはExcelのファイルの拡張子です。

Wordのファイルは .doc や .docx でしたが、Windows はこの拡張子というものででファイルの種類を見分けています。

アクティブセルの変更

表計算の基本は「セル」に「データ」を入力することです。データの入力の前にアクティブセルの変更を行います。

入力や編集の対象になるセルを「アクティブセル」と言います。次のリストはこのアクティブセルの変更方法です。何種類かありますがその場の状況に応じてやりやすい方法を使いましょう。

マウスポインタの形

マウスポインタとはマウスを動かしたときに画面上で動くものです。「ポインタ」には「点を打つ」とか「指でさす」という意味があります。

マウスポインタを動かした時の形の変化に注目してみましょう。形によってできる操作が違います。ここをしっかり理解すればかなり操作が捗るようになります。

kiso-mp1セルの上にマウスポインタがある時の形です。この状態でセルをクリックするとセルを選択できる。複数セルをドラッグすると複数セルを選択できる。

kiso-mp2フィルハンドルの上にマウスポインタがある時の形です。この状態でドラッグすると後述のフィル機能が使えます。

kiso-mp3セル内、または数式バー内のデータや数式を編集するときの形です。この状態でクリックするとその位置がカーソルになります。

kiso-mp4ワークシート外のメニューやリボンのボタンなどをクリックする時の形です。

kiso-mp5行番号の上にマウスポインタがあるときの形です。この状態でクリックやドラッグすると、行単位で複数セルを選択できる。

kiso-mp6列番号の上にマウスポインタがあるときの形です。この状態でクリックやドラッグすると、列単位で複数セルを選択できる。

kiso-mp7行番号間にマウスポインタがあるときの形です。この状態でドラッグすると行幅を変更できる。

kiso-mp8列番号間にマウスポインタがあるときの形です。この状態でドラッグすると列幅を変更できる。

データの入力

キーボードから文字や数字を打ち込むとアクティブセルにデータを入力することができます。

Excelが扱うデータには「文字列データ」と「数値データ」の2種類が存在します。

セル内容の修正

セル内容を修正するには以下の3つの方法があります。その場の状況でやりやすい方法を使い分けましょう。これらのどれかの操作をやらないと矢印キーを叩いてもアクティブセルが移動するだけで、セル内でカーソルを動かすことができません。

あとはマウスや矢印キーで修正したい位置にカーソルを移動して修正します。

セル内容の削除

削除したいセルを複数選択して、右クリックメニューから[削除(D)...]を選びます。

削除したいセルを複数選択して、キーボードの[Del]キーで削除するのが速いです。

計算式の入力

計算式を入力するときは最初にイコール記号「=」を打ち込みます。(重要)

日本語入力をオフにして半角英数字で打ち込むのが基本です。

演算記号を覚えて下さい。

また、計算には優先順位があります。べき乗が一番優先で、次に掛け算・割り算、次に足し算・引き算の順になっています。例えば「=2+3*4」の時は足し算より掛け算の方が優先なので「3*4」を先に計算し、答えは「14」になります。

優先順位を変えるのが括弧記号「(」「)」です。これを使って「=(2+3)*4」とすると「2+3」を先に計算し、答えは「20」になります。

入力後、セルに表示されるのは計算結果の値になります。セルに入力した数式は「数式バー」に表示されます。

参照

数式にはセル番地を指定することも可能です。B列3行のセルをセル番地「B3」で表します。

セル参照と呼び、参照先のデータを使って計算を実行します。

参照先のデータを変更すると計算結果もそれに合わせて自動修正されます。これを「再計算」と呼びます。

番地の指定はキーボードから直接打ち込む方法と、数式入力中に参照先をマウスでクリックする方法ががあります。

コピー、移動

コピー元データが入ってるセルを複数選択して「コピー」コマンドを実行し、コピー先のセルを選択して「貼り付け」コマンドでコピーできます。

移動元データが入ってるセルを複数選択して「切り取り」コマンドを実行し、移動先のセルを選択して「貼り付け」コマンドで移動できます。

各コマンドはリボンのメニューか右クリックにあります。

連続したセルへのコピーは次のオートフィル機能を使うと簡単です。

オートフィル機能

英単語 fill は「満たす」「埋める」「詰める」「ふさぐ」などの意味の単語です。オートフィル機能はコピーや連続データなどで自動的にセルを埋める機能のことです。

「アクティブセル」の太い枠の右下に小さな黒い四角がありますが、これを「フィルハンドル」と言います。「フィルハンドル」上にマウスを持っていくと(マウスオーバーすると)マウスポインタの形が黒十字の形になります。この状態でフィルハンドルをドラッグするとオートフィル機能が発動します。

言葉の説明よりも講義で実演を見るのが良いと思います。とにかくマウスポインタの形に注意です。

また別の方法もあって、セルの領域を選択してから、[ホーム] → [編集] にある「↓」と表示されてる「フィル」ボタンでも可能です。

課題

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