関数について

関数とは

関数は英語で function と言います。直訳すると機能という意味です。中学3年の数学で習ってますが、数学だけでなく情報処理関係のあらゆるところで必要になる重要な考え方です。

関数に関して以下の3つの言葉を理解してください。

引数 (argument)
関数に入力する値(数学では変数と言ってた)
関数 (function)
引数の値を元に、何らかの操作で新しい値を作って、戻り値を返す
戻り値 (return value)
関数によって作られた出力値(原則1つ)

以下の図のイメージで捉えておいてください。引数を入力して計算した結果を出力してくれる自動計算器のイメージです。(自動販売機のイメージでもかまいません。お金と商品ボタンを入力すると品物を出力する。)

kansu1

関数は次のように書きます。

関数名 (引数1, 引数2, 引数3, …)

関数名には関数が何を出力するのか分かりやすいように名前がつけてあります。 自作の関数には自分で名前をつけます。 名前をつけるのが面倒な時は function の頭文字の f にすることもあります。

中学高校の数学で習った関数を復習しておきましょう。

1次関数: f (x) = 2x+4
引数 x に 1 を入力すると戻り値として 6 を出力
引数 x に 5 を入力すると戻り値として 14 を出力
2次関数 :f (x) = x2+1
引数 x に 1 を入力すると戻り値として 2 を出力
引数 x に 5 を入力すると戻り値として 26 を出力
三角関数: sin(x)
引数 x に角度を入力すると戻り値として正弦値を出力
引数 x に 30度を入力すると戻り値として 0.5 (1/2) を出力
引数 x に 60度を入力すると戻り値として約 0.8660254 (√3/2) を出力
2変数関数: f (x,y) = x2+y2
引数 (x,y) に (1,2) を入力すると 5 を出力
引数 (x,y) に (3,3) を入力すると 18 を出力
3変数関数: f (x,y,z)
多変数関数: f (x1,x2,…,xn)

Excelでは和を計算する関数に SUM という名前がついています。(和のことを英語で summation と言います。数学ではラテン文字Sのギリシャ文字版のΣという記号で表したりもします。) 算術平均を計算する関数には AVERAGE という名前がついています。(算術平均のことを英語で average と言います。

SUM (x1,x2,…,xn)
関数内で x1+x2+…+xn を計算して出力
SUM (1,3,5,7)
関数内で 1+3+5+7 を計算し 16 という値を出力
AVERAGE (x1,x2,…,xn)
関数内で (x1+x2+…+xn)/n を計算して出力
AVERAGE (1,3,5,7)
関数内で (1+3+5+7)/4 を計算し 4 という値を出力

その他様々な関数が用意されています。 少しずつ覚えて身に付けていきましょう。

Excelで関数の入力

関数は数式の一種なので数式に組み込んで使います。

関数の入力する時は状況に応じて以下のやり方を使い分けましょう。

関数の引数には値を直接指定する他、セルアドレスの参照を用いることもできます。

参照にはコロン「:」を用いた範囲指定を用いることができます。 範囲指定は「(最小アドレス):(最大アドレス)」で行います。 講義で実演しますのでちゃんと聞いていてください。

関数を使いこなす者はエクセルを制する」とも言われています。 様々な関数を少しずつ覚えていくようにがんばってください。

課題

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